株式会社ウィザードは埼玉県さいたま市にある企業です。CBTセンターを運営しているため、各種検定試験をCBTで受験したい方におすすめです。また、HRDをベースにして、人材育成、公共職業訓練、経営コンサルティング、カウンセリングサービスなどの事業を展開しています。そこで今回は、株式会社ウィザードの特徴を解説します。
各種検定試験の会場として運営している「ウィザードCBTテストセンター」
ウィザードでは、各種検定試験の会場として「ウィザードCBTテストセンター」を運営しています。ここでは、CBT試験について解説します。
CBT試験とは
まずCBTとは、Computer Based Testing(コンピューターベースドテスティング)の略称です。CBT試験とは、インターネットとコンピューターを使った試験のことです。問題はコンピューターのディスプレイに表示され、解答はマウスやキーボード使用し、スピーキング問題はマイクに音声を吹き込みます。
CBT試験は、一般的に申込ページから受ける試験、試験日時、テストセンターと呼ばれる試験会場を選択し、テストセンターで受験します。
従来の筆記試験では、全受験者にすべて同一の問題を出題しますが、CBT試験は個別に問題を変えたり、選択問題の順番をランダムにしたりすることが可能です。CBTと似た意味の用語でIBTがありますが、IBTはタブレットやスマートフォンを含めたコンピューターを使用して、テストセンター以外の自宅などで受験します。
CBTの基本性能
CBTの基本性能には、受験者の登録・管理する機能があり、試験結果と受験者情報の一括管理が可能です。CBTサービスによっては受験料の決済ができるため、資格検定に便利な機能です。CBTには、試験問題作成と管理する機能もあります。
問題形式は、選択問題や記述式が一般的ですが、音声や動画による出題もできるので利便性が高いです。また、CBT試験は受験者の不正防止にも有効で、Webカメラで受験者の不審な動きや視線を監視することや、問題をシャッフルすることで周囲の受験者の解答をカンニングしても無意味にします。
そのほかにも、自動で採点ができるため、試験直後に合否の判定をして、その場で受験者に試験結果を伝えることが可能です。
ウィザードCBTテストセンター
ウィザードCBTテストセンターは、国家試験を含む各種検定試験会場として受託運営しているテストセンターです。テストセンターには、個別に決まっている受付時間の30分前から入れることになっています。
控室は限られた人数しか利用できませんし、受験前に勉強する教室などもないので注意が必要です。また、テストセンターに向かう際は、併設の駐車場はなく、自転車で来場の場合は事前に連絡しなければなりません。
その他公共職業訓練・経営コンサルティングなどの事業も展開
ウィザードは公共職業訓練や経営コンサルティングなど、さまざまな事業を展開している企業です。ここでは、ウィザードが展開している事業について解説します。
公共職業訓練事業
公共職業訓練事業は、埼玉県公共職業訓練や求職者支援訓練を受託して実施している事業です。情報処理(Web制作)コース、簿記会計コース、情報ビジネスコース、情報処理(データ分析)コースがあります。
メインで担当する講師は、10年以上のキャリアがあるベテランばかりで、各種検定試験の合格率は全国平均より高いことが多いです。また、訓練生の個人情報を守るために、ISO27001を認証取得しているので安心して受講できます。
経営コンサルティング事業
経営コンサルティング事業では、経験豊富なコンサルタントが、HRD(人的資源開発)をベースにして、組織開発、キャリア開発、ISO、IT、財務会計、健康経営などの課題を解決に導きます。
効果的なコンサルティングをするために、エドガー・シャインが提唱した「プロセス・コンサルテーション・モデル」にもとづいて、自律的発展の支援が可能です。
HRD事業・人材育成事業
HRD事業・人材育成事業は、企業研修および個人研修を行う事業です。企業研修では、ビジネスマナー、管理職研修、新入社員研修、コンプライアンス研修、ハラスメント研修、メンタルヘルス研修、パソコン研修などを実施しています。
個人研修では、Excelを使用している方を対象にしたExcel活用講座が受講できます。ベテランの講師が丁寧に指導するため、Excelのスキルアップが可能です。また、日商簿記2級弱点克服セミナーも開催していて、苦手分野を克服しながら資格取得を目指します。そのほかにも、パソコン研修や資格取得を目指す講座を実施しています。
カウンセリングサービス
カウンセリングサービスでは、最近よく眠れない方や集団行動がうまくできない方、仕事関係で悩んでいる方など、現在抱えている悩みごとを受けています。何度かヒアリングするこことで何が問題になっているか考え、精神的な安定に導くサービスです。
カウンセリングは完全予約制で、予約日時になったら60分程度の初回面接を実施します。その後、継続して面接が必要な場合は、1回50分のカウンセリングを行います。
CBT試験の導入メリット
CBT試験を導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、CBT試験の導入メリットを解説します。
コスト削減できる
従来の筆記試験では、試験のたびに問題用紙や解答用紙の印刷や輸送が必要でした。しかし、CBT試験では紙を使用しないため、印刷費や輸送費がかからないためコスト削減ができます。
また、問題用紙や解答用紙の配布、回収、管理の必要もないため、人手が少なくて済み、人件費の削減も可能です。資格検定試験の開催コストを抑えることで、受験料の引き下げができ、より多くの方に受験してもらえるかもしれません。
作業の効率化ができる
CBT試験を導入することでコスト削減だけでなく、作業の効率化もできるようになります。従来の筆記試験では、試験後に担当者が採点や集計が必要であるため、通常の業務以外の負担がかかっていました。
しかし、CBT試験では試験終了後に解答データが直ちにサーバーに送られ、コンピューターが素早く正確に採点や集計を行うため、採点処理や集計作業が瞬時に完了します。
不正防止ができる
CBT試験では、あらかじめ多めに問題数を登録しておいて、その中からアトランダムに出題することが可能です。そのほかに、選択問題の順番をシャッフルすることもできるため、カンニングを無効化します。
また、試験中は試験問題以外のプログラムが起動できないように制御されているため、コピー&ペーストやWeb検索ができないようになっています。
受験者の利便性が高い
CBT試験は、試験日時やテストセンターを自由に選択できるため、受験者にとっても利便性が高いです。これまでの試験日時は年に2回など限定的でしたが、CBT試験では一定期間の中から選べますし、試験時間も選択可能です。
会場も筆記試験では都市部が中心でしたが、テストセンターは全国各地にあるので、最寄りのテストセンターで受験できます。
まとめ
ウィザードでは、各種検定試験の会場として「ウィザードCBTテストセンター」を運営しています。ウィザードCBTテストセンターには、個別に決まっている受付時間の30分前から入室可能です。
ウィザードではテストセンター以外にも公共職業訓練事業、経営コンサルティング事業、HRD事業・人材育成事業、カウンセリングサービスなどを展開しています。また、CBT試験を導入するメリットは、コストが削減できること、作業の効率化ができること、不正防止ができること、受験者の利便性が高いことです。
株式会社ウィザードの基本情報
会社名 | 株式会社ウィザード |
住所 | 〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町 |
電話番号 | 048-650-1020 |